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あかね空
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 162112 位
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ほろほろ涙しました☆
静かに進んでいくストーリーなのだけれど、話の中にはさまざまな人物やその人物達の物語や江戸の風景などが、丁寧にそして繊細に書かれていると思います。
繊細に描かれているぶん江戸時代の人物や町並や、風情が容易に想像できるのでは・・・とも思います。
1つの店を代々守り受け継いでいく、と言うこと。
代々受け継いでいく中には本当に様々な物語がある、それが必ずしもいい物語ばかりではない、と言うことを教えてくれる作品。
仕事とは、親とは、兄弟とは、子供とは、男とは、女とは、そして人間とは、どうあるべきか、の答えの例がこの作品にはあるように思います。
家族同士の争いや殺人が毎日のように起こっているこんな世の中で、この本に出会えた事を嬉しく思います。
ほろりと泣かせる粋な作品でした☆
人間の心の複雑さ
典型的な江戸を舞台にした人情話だが、著者の筆力のせいだろうか一気に読むことが出来た。
二部構成になっていて、第一部は京都からやってきた男が長屋で豆腐屋を始める。来た時から親切だった隣の娘と夫婦になり、子供も三人を作り、二人で店を大きくし、表通りに進出する。男が死に、娘が死んだところで第一部が終わる。第二部は、子供たちがその店をどう継いで行くかを描いてゆく。
夫婦が愛し合っていても、忙しさやちょっとした行き違いから表面的には、争いが絶えなくなる。そんな中で育った三人の子供たちが、それぞれどう思うか?子供を持つ親としては気になるところである。
この本はそのあたりを、その感情の機微を上手く表現している。人の心の複雑さを改めて感じさせられた作品だった。
話を上手く纏めすぎている面はあるが、それ以上に心に温かいものを与えてくれる。読後感の良さは最高である。
すれ違いの人生
非常に起承転結のはっきりした作品という印象です。京都から江戸に来た若者が強風の木綿豆腐を深川で売り始めることからこの物語は始まるのですが、ストーリー性に濃淡があり非常に面白く読み進むことができます。内容を一寸だけ紹介すると、上記の若者が苦労しながら江戸で京都の豆腐を売りながら最後はハッピーエンドで終わるのですが、通常考えられる物語の展開とは全く違うので、冷や冷やしたりドキドキしながら読むことができます。直木賞受賞作品で歴史小説なので、もう少し堅めの内容を期待して購入したのですが、これは全く違った意味で本当に面白かったです。
思い巡らす余地があることが人情物の良いところ
時代小説は、もっと年齢を重ねてからのお楽しみと思っていました。 しかし、同じ深川に暮らす作家の作品として、手にしてみました。 人の心の動きが描写され、一気に読み進みました。 先の楽しみと思っていた時代小説の楽しさに嵌ってしまいそうです。 様々な登場人物間の関係など、気にされる方もいるようですが、多くを語らないことによる、想像(思い巡らし)の可能性を楽しめるのが人情話の良いところではないかと思います。 氏の他作も楽しみです。
会話重要
心の底から溜め息のように「ええ話やぁ〜」の声が出ました。 不器用な人間だからこそ,やっぱりコミュニケーション・会話は重要なんだなと痛感。
文藝春秋
大川わたり 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫) 対岸の彼女 生きる 風に舞いあがるビニールシート
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